浴衣、アガるね!そして大人の浴衣考。
先日は靖国神社のみたま祭りへ出かけていました。日が落ちる前に着いたので、まずはゆっくり遊就館。
その後参拝して、威勢のいい御神輿を眺めながら屋台のジャンクフードを
ビール片手に食べ歩きました。
牛タンステーキ、シャーピン、ピタパンにお肉と野菜を挟んだやつ(名前忘れた)
広島風お好み焼き…
昼間は恐ろしい暑さだったのですが、夜は風も吹いて気持よかったです。
ものすごい人人人でしたけどね!!
じつは今年、仕事以外で浴衣を着たのが初めてだったんですが、
「キモノを着て出かける(NOT仕事)」ってやっぱり気分が上がるわー!
背筋も伸びるし、なんだろうこの洋服にはない、心地よさ!楽しさ倍増感!
もはや日本人のDNAに刷り込まれている、としか思えないんですけど…!
しかしながら、若いお嬢さん(子供〜二十代くらい?)が浴衣を着ているのは
たくさん見たんですけど、意外と大人の女性が浴衣…着てないんですよね…。
んむむー?なんでだ?と、考えてみました。
ギャル浴衣が台頭してからは、
若い子の間では夏に浴衣を着てデートすることが浸透・定着したけど、
30代40代の女性はぽっかり浴衣着損ねてるんじゃないだろうか???
洋服だったらすごく自分の好みや個性を上手に遊べて着こなせて、
余裕でファッション楽しんでます!という世代なのに、
和服(浴衣含む)になったとたんに、
とりあえず超コンサバになっちゃって老け方面へ向かったりするのも謎。
ファッションなんだからもっと「これ好き!」「これ着たい!」って
自分が思ったものを素直に着ればよいと思います。
散々ファッション楽しんでる世代なんだから、オシャレ感度は高いはずなのに!
浴衣、着たくないと思っているわけではないと思うんですけどねー。
まぁしかし、まず「着たい!」「好き!」と思う浴衣やキモノに
『出会う場所』が一般的にない。
百貨店に行けば浴衣を売っているのは知ってる。
でも百貨店の呉服フロアや浴衣『売り場』ってなんか、
なんか…正直ダサイところが多いから
買い物する高揚感とか満足感とか簡単に言うと「楽しさ」がない。
夏になるとどこからともなく呉服売り場に現れる、
いかにも「着付けできまっせ〜!どっせ〜い!」という感じの
謎の制服姿のオバサマ販売員に着せつけてもらって買うのも、
アラサー・アラフォーの女性はなんか違うわ…と思っているのではないでしょうか。
呉服屋さんがわんさか出しているギャル浴衣はギャルしか似合わないし。
そもそも欲しい浴衣がないぞ、と。
着物も洋服もオシャレ大好きな販売員がいて、
一目で可愛い!着たい!と思える浴衣を
その商品の価値バックグラウンドなどを共感しながら、
その商品をその場所で、その人から購入できたことさえ喜びに感じるような
そういう買い物がしたい!!と、私だったら思います。
ぽっかり着損ねているオシャレな大人にこそ、浴衣着てもらいたいなぁ。
ポワソンドールがそういう大人の方々に、
選び取ってもらえるブランドになりたいなぁ。
頑張ります。小さなことからコツコツと…!
ポワの浴衣を着てお出かけした様子を、ブログ等にあげてくださっている皆様、
本当に本当にうれしいです!ありがとうございます!!
私たちの代わりに宣伝してくれてるようなものです…!
みなさまのその着姿や楽しんでいる様子がまた誰かの目にとまり、
「大人がさらっと浴衣っていいなー」って思う人が
増えてくれるんじゃないかと!!!!
で、そう思ったので私、キモノ着たときもあんまり、
自分の着姿を写真に撮ったりしないのですが
今回は撮ってもらってみました。ちいさめですが載せてみます。
浴衣は暑い夜にはこれでしょう!の綿麻の「萩」。
とにかく暑い日だったので、すっきりさわやか路線でシンプルに着よう!と
髪飾りもなし。アクセサリーも帯留めもなし!
帯は博多帯です。
人ごみで帯結びが崩れそうな予感がしたのでサザメを使用して花文庫(下向き)に。
場所によってはムギュムギュの混雑でしたが、まったく崩れなかったですよ…!
この浴衣をキリリと矢の字とかで着るのは、四十路のお楽しみにしておきます。
コメント
コメント一覧 (5)
浴衣から和服の魅力を感じて扉を開けて間もない私ですが、気合が、問題かもしれません。。。夏に浴衣着ずにいつ着るの?なのですが、暑いから。。。つい洋服で出かけてしまう。。。(笑)
後、呉服屋さんの接客ですかね?独特な・・
気軽に見たいけれど、「買うまでは帰すものか!!! 」的な・・・(*ФェФ)
結婚していて、余裕のある働いてる30代とかはイベントがある時は仕事してたり、専業主婦の人は自分の浴衣を買うほど景気は良くなかったり・・・っとか、
後、やはり試着が百貨店やショッピングモールに入ってる呉服屋さんでは、しつけがされているから、洋服みたいにじゃあ試着しますっと自分ひとりで試着ルームに入って一人の空間であれこれ手持ちの物とのコーデなど妄想する場がないからでしょうか?
横に常に店員さんがいらっしゃる・・・私自身が一人でかってに自由に見たいわ派なので、(言葉に出して店員さんに丁寧にはっきり断るんですが)呉服屋さんは、また粘り強くいらっしゃるので・・・売り上げが大変なのも解るんだけど。。
気楽にこんにちはーっと行けないのです。
違ったわっと思っても洋服より和服はたたむのにも畳めない人からすると申し訳なく感じるし、畳めても洋服とは手間が違うから敷居が自然高くなるのでしょうか?
どこでも和服ハンガーにかけてあったらいいのに。
後、五分でも着付けた後一人ゆっくり考えれる時間があったらなぁ〜ショップの試着室は狭いけど自分だけの空間が気持ちいいのにね。呉服屋さんはホッとできない。
ホッと和める店があったら素敵でしょうね^^
隣接してケーキセットとかお茶できるスペースがあったら、もっと素敵だなぁ〜そういう席で望めば店員さんとコーデの話とかできたらいいのに、美容室で初めに担当さんとの打ち合わせの逆バージョンみたいな(笑)
熱く語ってしまいすいません。。
でも本当に円さん達には今後もドンドン頑張ってほしいです。応援してます♪
30代の浴衣姿が少ないのは子どもが小さくて手がかかるからだと思います。浴衣では授乳ができないし、だっこやおんぶですぐに着崩れます。
着物で雛飾りを見に行ったとき「あの人、こども2人もつれて着物ってすごい。」と言われますから。
なるほどなるほど〜
試着の問題もありますよね〜。
「試しに着てみたいだけ」なんだけど
「着せてもらう」という、もう1アクションしかも受身の作業が入る分、いろいろ断りにくい…だから試着しづらい…ひとりで考える空間がない…
ホントそうですね〜。
そういえば、ポワの展示会は基本的に
着物が好きなお客様がほとんどだったので、
ハンガーにつるして、後は腰ひも渡して
「どうぞお好きに〜」なセルフサービスでした。。。呉服売り場のオバサマ達には睨まれそうな接客!
特別意図したわけではないのですが、
多少なりとも試着の抵抗はなかったかなーと思いたいところであります。
●なりさん
コメントありがとうございます!
おお!同年代ですね!
小さなお子さんがいらっしゃる方だと、さらにハードルが上がるのは(私自身は子供がいないのですが)理解できます。動きやすいわけでも、便利なわけでもなく。
それでもキモノライフを楽しんでらっしゃるなんて、なんか気持ちに余裕があって、素敵だと思いますよ!
でもなんか、子供がない30代40代で、仕事も持ってて買い物も好きに出来て、自由な時間もありそうな方、DINKSとか、独身貴族(古!)とか?もかなりいると思うんですけど、そういう人も着てない気がするんですよね〜、浴衣。。。
着物文化はもう洋服以上に浸透することはないと思うんですが、
浴衣くらいは若者のイベント着としてでなく、
夏ファッションの一つとして、
大人にも定着したらいいのにな〜と思います。
なりさんはお子さんと一緒に浴衣で盆踊りとか夏祭り、ぜひ楽しんでくださいね!お子さんも絶対うれしいと思います!
着物自体の前にそれを求める場のシステムがマイナスになってると思う。
私は小心者なので、三人に傅かれて接客をされると、特別感を感じずに逆に恐怖を感じます(笑)二度とこの店来ない!!! っとか帰りたい!!! っとか肩こるの。
若い20代にとったら、浴衣は着るイベントであり、大人の30・40代にとっては季節を感じる衣類であってほしいものですね。
カリスマ店員の前に呉服屋じゃない店を求めてます。既存の呉服屋さんのシステムは興味ある人さえも遠ざけているかもです。
ニーズは広がるはずなのに、もったいない女と言う大きい市場が隠れていそう。
ポワさんみたいに腰紐と浴衣で放置、初心者でもそれできっと充分だと思うわ♪それで本当に似合う欲しいものを見つけたら、後は客が店員を探しますよ